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彼岸花の咲く夜に 第5話 「ハメルンのカスタネット」 感想


まさかのエロオチ。
すまない、うさぎ以外は帰ってくれないか!
な本が出ちゃうのでしょうか!!111!!11

という冗談は置いといて、真面目な感想をば。

結論から申し上げると、ひかるは「空気が読めない子」だった。

冒頭での井俣先生による二瓶ひかるの解説。「おとなしいわけじゃない」「友人がいない」 = 「おとなしくないから、友人がいない」何かやらかしちゃったのかなと思いました。

加害者、被害者、傍観者

何とも言えない悔しさと情けなさがこみ上げて
きて、一瞬視界がふるっと揺れる。

いじめ被害にあった物品って、悔しいよりも情けなさ申し訳なさが大きいですよね。デパートで家族仲良く買い物して、これがいい!って頼み込んでせっかく買ってくれたのに、お父さんお母さんごめんねっていう気持ち。;; 小2の頃、ファーファの下敷きをいじめっこに折り曲げられて悔しかったです。どうやらいじめっこが好きだった女の子と喋っていたのが気に食わなかったとのことでした。いじめられたことに対する悔しさじゃなくて、反撃できなかった自分、両親が買い与えてくれたモノを守れなかったことが心底申し訳ないという悔しさでいっぱいでした。

加害者にはいじめる理由があって。被害者にはいじめられる理由があって。傍観者には、傍観する理由があって。いじめって、最終的には誰も得をしない負のシステム。でも、なくならない。

いじめる権利、いじめれる義務
二瓶ひかるはおとなしくて頭が良かった。だから、自分はいじめられていたのだとひかる自身は思っていた。ここでも他者を見下した感が伝わってきました。たとえ思っていてもそんな態度しちゃいかんっていう。何か裏があるのかなって思いました。人間関係のトラブルは両者の意見を必ず聞く必要があると私は思います。この場合、ひかるは自分に不都合なことは自分からは一切語ることはなかったですよね。

自分はいじめられている。だから、自分より弱いものをいじめてもよい。んなわけないだろっていう。いじめられる辛さが分かるならば、守ってあげる立場になってあげなきゃ。

人間の悪意の説明
片方の話を聞いただけじゃわからないですね、やっぱり。
ひかる自身が他者に向けた悪意?が発端だということが中盤で判明。

木下のノートを捨てたのはひかるの仕業になっている
みんなの前でゴミ箱に捨てた

「“頭の悪いヤツにこんなの必要ないだろ”って
言って、みんなの前でゴミ箱に捨てたんだって?
 ……木下のやつ、泣きながら先生のところに来
たんだぞ。」

「しかもその後で、自分のノートのコピーをクラ
ス全員に配ったそうじゃないか。『ノートって言
うのはこうやってまとめるんだ。良かったら参考
にしろよ』って言って。」

してやった → 態度がでかい → 偉そう → 調子に乗ってる。なるほど、と。人付き合いが苦手なひかるはきっと、悪意半分、照れ隠し半分で上記のような態度をとったんじゃないかと思います。ツンデレが悪い方向に捉えられたパターン。ひかるの中では「良かったら参考にしろよ///」だったんですよきっと。

そこからひかるへのいじめがスタート。木下を好きだった男の子が仕返しをしたかったのかもしれません。木下と仲がよかった娘が仕返しをしたかったのかもしれません。

ひかるは自分がいじめられる本当の理由を全く理解していなかった。そればかりか、「自分は傷ついている。なのにあいつらは馬鹿笑いして。」と被害者意識がどんどん高まり末期状態。自業自得、因果応報ではありますが、そこまで追い詰めたクラスメートもこれは流石に悪い。無視した奴ら。見て見ぬ振りした奴らも同罪です。ひかるを含めてみんなが悪い。作中で「自分にとっては悲劇でも、他人にとっては娯楽」とありますが、実際はそんなことなくて、悲劇しかなかった。

ひかるは動物虐待を開始。クラスメートが自分に直接的な暴力を振るわないように、殺しはしない。そんなことで言い訳できると思ったら大間違い。いじめはいじめ。虐待は虐待。あれらが暴力じゃないなんて絶対に言わせない。

同族嫌悪

さっさと出ていけッ、このブス!! 人間に相
手にされないからって、動物なら相手にしてもら
えると思ったか?! お前の浅ましい考えなんて
見え見えなんだよ!!

わかってんだよッ、いじめられっこなんだ
ろ?! 悔しいんだろ? でも何も出来ないんだ
ろ?! だから動物なら相手にしてもらえるって
思ったんだろ?! お前みたいなヤツ、うさぎも
誰も相手になんかするもんかッ!! 出て失せろ
ッ、二度とここには近寄るな!! …………この
ッ!!

「ヒュオオオオオオオオ」というSEつき、あの両手ポーズで毬枝さんが登場。神々しいまでのオーラに包まれていた。被害者面したお子ちゃまを叱ってくれるのかと思いきや、罵声を浴びせられて怯えて逃げてしまった。毬枝さん;; 全否定の逆、ここまで見透かされて心臓貫かれたら立ち直るの時間かかりそう。。。

「“僕の手は、誰の血にも汚れないのだ”、なん
て、得意気に言ってしまうあなたに。……一体、
誰の肉を食らう資格があるというのかしら…
…?

こういう時は無表情のままでいい。後は相手の
方で勝手に想像してくれる。傷ついてるだろう、
とか、本当は泣きたいのだろう、とか。

子供は悪意なんてとっくに知ってる。

大人のあんたたちよりも遥かに鮮烈な悪意の中
で毎日生きてるんだ。そんなことも分からないの
かこの無能教師はッ。

井俣先生は全てを理解した上で、ああいう接し方をしてきたのではないかなと思いました。面倒ならば行方不明事件の最中にあんなことわざわざ言わない。ああいうときだからこそ、クラスでちゃんと話し合って、団結しなきゃって思ったのでしょう。ひかるは他人を見下す傾向があるので、井俣先生の真意には気付けない。考える頭を持っていない。被害者思考はいくない。雛見沢にくるまえの圭一が悪化したら、ひかるみたいな子になっちゃったのかもなぁと思いました。

不文律
ひかるとハメルンは、とにかく空気が読めなかった。社会に出たら場に合わせることが礼儀。他人には敬意を持って接する。

少々、お甘いのではないで
すか?

甘いんじゃなくて、できない理由があるのです。

人を殺そうとするなら、……自分も殺される覚悟を持
つことね。

誰かを批難、拒絶するならば、される覚悟を持つこと。されたからといって被害者面で、負の連鎖を繋げてはいけない。いじめる権利、いじめられる義務なんてありはしないのだから。

謝りなさい → ハズレ について
誰に向かって何を謝ればよかったのでしょうかね。私は「木下やクラスメートに、ノートの件を謝る」「一方的にいじめ続けてきたうさぎ達に虐待したことを謝る」が正解かなと思いました。皆様はいかがでしょうか。

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