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劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ 感想


劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
を観に行ってきました。

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劇場版『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』公式サイト
http://steinsgate-movie.jp/

 忙しいと理由をつけてブログを殆ど更新しなくなり、自分はどんな活動をしている人なのか自分自身でも分からなくなってきました。このままじゃいかん、アウトプットしなきゃ成長しないよ!ってことで、何でもいいからちょっとずつやっていこうと思います。

 最初のドラマCDは純粋に嬉しかったのですが、派生作品がその後も大量に創られることには否定的でした。蛇足であり、本編原作の感動を台無しにしないでほしいと思っていました。そんな私でも大満足できた大変素晴らしい映画でした。

以下ネタバレ感想を含みます。

 

 ジョリジョリする助手は実にけしからん。「この場面により、観客は死ぬ。」

 運命探知(リーディングシュタイナー)は誰もが持っている。デジャヴとは、他の世界線の記憶である。これが本作でのテーマ。原作本編にて、オカリンはまゆしぃと助手を救う為、他のラボメンたちとの間にあった出来事を封印してシュタインズ・ゲートに到達した。彼にとって、そこがずっと引っ掛かっていた。他人の気持ちを蔑ろにしてきた自分は、幸せになってはいけない。その権利はない。そもそも、自分さえいなければタイムリープによる一連のトラブルは起こらなかった。自責の念に駆られて居ても立ってもいられない。実にオカリンらしいというか。優しすぎる。普段はあんなにウザいのに(笑)。

 助手の前では弱音を吐き、まゆしぃの前では優しい・鳳凰院凶真さん。シュタインズ・ゲート到達後もまゆしぃの前では以前と変わらずこの立ち位置なのね。もっと甘えればいいのに。前述の通り、優しいから甘えられないのかな。

コインランドリーの場面にて
助手が、オカリンの着ていた白衣の袖の解れを直す ⇒ オカリン消失

鈴羽と再開後の場面にて
オカリンがバイト戦士を呼ぶ。 ⇒ ??? という反応 ⇒ オカリン消失

 ここの演出が大好き。解れを直す(修正する)ことに対して嫌悪感どころではない、精神的な拒否反応を起こしてしまうオカリン。バイト戦士だった鈴羽はもういない。まゆしぃに対して死のループのデジャヴを忘れろと諭す辺りから察するに、忘れなきゃいけないという気持ちと、自分だけはバイト戦士の鈴羽を忘れてはいけないという戒め的な気持ち・申し訳ない気持ち。オカリン自身が、これで本当に良かったのだろうかと悩み苦しみ、存在がブレてしまっている。「お前が経験したわずか3週間の”世界線漂流”を、否定してはいけない。”なかったこと”にしてはいけない。」本編終盤でのこの台詞を思い出してほしい;;

 鈴羽は、助手の何が気に食わなかったのか。鈴羽と助手の確執がきちんと描かれたことが嬉しかった。理屈と、実際にやっていることの矛盾が腹立たしい。感情的になれ、素直になれと。ディストピアで生まれ育った鈴羽らしい。。。ん? シュタインズ・ゲート到達後だから、SERNによるディストピアは存在しない。タイムマシンが何度も利用可能ということは、きちんと整備されていたということ。つまり、この鈴羽は少なくともディストピアとなってしまった世界線で育ったわけじゃない。ということは、この鈴羽にもデジャヴが起こっているのかもしれない。いやいやそれは考え過ぎで、ディストピアがあろうとなかろうと、鈴羽はこういう性格なのかもしれない(笑)。その後の助手が“鳳凰院凶真”を演じる場面がめっちゃよかった。あそこは泣ける。狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真を演じてきたことは無駄ではない。父親の中鉢と助手自身が追い続けてきたタイムマシン理論は無駄ではない。そこからのあの解決策ですよ。現在の助手 ⇒ 幼い頃の助手 ⇒ 現在の助手と移り変わり、幼いオカリンへ継承する。鳳凰院凶真が存在しない = まゆしぃを慰めることができない。故に、鳳凰院凶真の誕生を無かったことにはできない。後付けとはいえ、この構成はお見事。すげえ。鳥肌やばかった。助手ちゅっちゅで記憶付け後にまゆしぃ慰めは、まゆしぃ好きとしてどうかと思ったけどww

 トラブルを解決後、無かったことにされてしまう。無かったことにしてしまう。自分はいなくなってしまう。ギャルゲ全般(特にCROSS†CHANNEL)、最近だと「え?なんだって?」で有名な難聴イケメン主人公が登場する作品でも取り挙げられた所謂“Kanon問題”に対して、一歩踏み込んだ終わり方だったのは好感が持てました。原作本編のトゥルーエンドであんだけ助手とイチャイチャして大団円だったのに、あの後を描かないのは勿体無い。個人的には、主人公が誰とくっつこうが、他の連中が必ずしも不幸というわけではないと思います。自惚れるなと。まゆしぃ好きではありますが、オカリンと助手がくっつくことは納得できる。そんな感じ。クロチャンはあの後を描かないからこそ素晴らしい。ひぐらし賽殺し編はIFを考える時間があるならば、今そのときを精一杯幸せに生きろと。シュタゲ劇場版は幸せになってもいいんだよと。オカリンが優しくしたから、その優しさが返ってきた。リトバス小毬の幸せスパイラル理論END。大好物です。

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